JR九州日田彦山線のほとんどの駅が無人駅となっている昨今、この沿線の乗降者率は年々減少しています。そのため駅の活性化を計るイベントとして、毎年3月〜6月に沿線の7つの自治体による合同イベント「ひたひこウォーキング」が開催されています。
4月1日(土)には、春の「中谷ウオーキング」として志井駅をスタートとして、石原町駅までのウォーキングが開催されました。
北九州小文字ライオンズクラブは、ウォーキングの開催地である中谷地区の住民と一緒に、豚汁、しし汁、おにぎり、竹炭珈琲販売のお手伝いに参加しました。
環境保全委員会の新しいアクティビティとして、小春日和の4月1日(土)7名のライオンがウォーキングコース中間地点である旧道原小学校に駆けつけました。
地区の山中で仕留めたシシや農家の豚や野菜、地産の材料で揃えた豚汁、シシ汁、漬物、竹炭珈琲を揃えての「おもてなし」販売に仲間入り。お手伝いそっちのけで試食したシシ汁や竹炭珈琲には、メンバー全員がその旨さにびっくり。ジビエブームもあって会場は満席。シシの赤身は柔らかく、皮はコラーゲンたっぷり。大鍋で料理しても追いつかない人気です。
珈琲は今ひとつ人気不足。珈琲に竹炭が入るとお湯がまろやかになり、珈琲の苦みがコーティングされ冷めても美味しいのにもったいない。
来年はクラブから竹炭をアピールしたPOPを用意して、追加メニューとして焼きそばを提供しましょう。
約10km 3時間のウォーキングでも参加者の足どりはとても軽快。紫川上流に沿う里山風景。大正8年に建設された市内唯一の石造二連アーチ橋を楽しみながら、途中にある中谷地区のおもてなしに参加ウォーカーの誰もが元気を取り戻し、笑顔で再スタートして行きました。