友だちが苦しんでいるとき、あなたならどうしますかー?
小学4年生のサラは、おしゃれ好きな女の子。友だちのゆいといっしょに、バレーボールのクラブチームに入って毎日を楽しんでいます。
ところが突然、ゆいが白血病という病気になったことがわかります。治療のために、ゆいの美しい髪が失われてしまいます。
サラは、ゆいのために髪を伸ばし、ウイッグ(かつら)を作ってプレゼントしようと心に決めます。でも、バレーボールクラブには「髪はショートカット」という伝統があって…。

病気の治療で髪を失った子どもたちへ、髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」をめぐる物語。

この物語に賛同されて、子ども食堂の参加者の末永さんがヘアードネーションに協力してくれました。
北九州小文字ライオンズクラブの例会で、表彰をさせていただきました。

当日は、沢山の大人に囲まれて緊張の様子でしたが、
「髪の毛伸ばして、またプレゼントする」
シンプルな、ありがたいメッセージをいただきました。
髪の毛では、協力できない大人たち、それぞれのできることで役割を果たしていきたいと思います。